太陽と海、人と歴史、ファッションとマンジャ-レ...イタリア人の豊かな生活の輪に加わりながら、日々の感動をブログに留めてゆきたいと思います
by italiadoc
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イタリア5代目傘職人Chinoにみる男の心意気と粋
どのくらいの付き合いになるだろうChinoと出会ってから...Chinoには人をなごます魅力があるノ。そのせいか普段はかなりRiservataでTimidaな私に随分前から友達であったような気持ちにさせてくれるイタリア紳士です。Chinoキ-ノとは愛称で実名はFrancesco Maglia、日本はもとより世界で知る人ぞ知る傘職人"Ombrellaio" なのです。
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それと同時に自宅は傘に関するアンティック絵葉書、ポスタ-や写真、小物等どこを見ても傘一色に包まれた暖かい空間!そう傘コレクタ-でもあるのです。
1854年創業5代目のChinoは、イタリア国内で数少ない手作り傘職人でミラノでも残された2-3人の傘職人の一人として活躍。コモ市に生まれ現在ミラノ市内に家族経営の工房を構え10人弱の職人をかかえています。
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たくさんの世界一流ブランドの傘を手がけるChinoが語る傘を通してのイタリアエレガンス論は勿論、なんといっても彼の魅力はその人柄につきますね。

皆さんは傘について深く考えたことありますか?
次回はChinoの傘エレガンス論などを書いてゆきたいと思います。お楽しみに!!
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by italiadoc | 2005-05-02 03:01 | *ファッション一流職人
イタリア一流職人への私の思い-はじめに
仕事がら私はイタリアの工場や工房を頻繁に訪れます。
専門としては繊維-皮革-アクセサリ-小物-家具関係など広範囲にわたります。 特に工房でのArtigiano(職人)との出会い、彼らの生み出す名品との出会いは感動以外の何ものでもなく、実は私にとってイタリアへのPassioneに繋がっているのです。 時代を越えて代々引き継がれてく如く職人技は、まさに"伝統美術品"を生み、私はArtigiano精神とその姿に真のイタリア式スロ-ライフを感じるのです。
ご存知でしょうか?
個性的なイタリアの芸術品は"ある特定の地域"で生み出されていているのですよ。
絹織物ならComo,Lecco
皮革はMarche州やVigevano,Parabiagoの町
貴金属ならValenza,Vicenza
家具ならBrianza地方

Firenzeを中心としたToscana地方は帽子や小物・・有名ですよねVenezia Murano島のガラスやBurano島のレ-ス といったぐあいです。

世界のトップファッションを次々生み出す迷宮の国イタリアの底力はArtigiano!
シンプルなのに粋
ロマンスと愛らしさを決して忘れない、
そこはかとなく漂う気品とエレガンスが
持つ人の個性を自然に演出させる、


人生を楽しまさせてくれるそんなこだわりの小道具を生み出す、一流のイタリアArtigianoをこのブログでご紹介してゆきたいと思っています。

最後になりましたが、心に残った言葉を書きたいと思います。
イタリアで最高級のニット生地を織る老Maestroがつぶやいた言葉です。
"私は父親から機織り技術を学び受け継いでいます。当時のままの機織り機を今でも使っているんですよ。本当のニットはこの機械でしか生まれないのですから...私が織る生地はファッションじゃないのです、伝統なのです。ですから私の真の仕事はこの機織り技術を次代に伝え残してゆくことなのです。"
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by italiadoc | 2005-05-01 23:10 | *ファッション一流職人